「水に浮かぶ文字」を作ろう

 

ホームへ


   
 

 油性マジックで文字が書かれた薄い膜(まく)を水にうかべると、シートが溶けて文字だけが残ります。そして水の上で広がっていくので文字がバラバラになります。
忍者同士の暗号に使えるかも?!

   ■■□ 用意するもの □■■

   ・ プラスチック下じき  1枚
   ・ せんたくノリ(PVAの入っているもの)  適量
   ・ コップ  1個
   ・ 水    適量
   ・ 洗面器  1個 
   ・ ヘアドライヤー  1台
   ・ カッター  1個
   ・ 油性ペン  1本

 

 

   ■■□ 実験のやり方 □■■

1ばん
 

薄い膜(まく)を作るためにせんたくノリを少量の水で薄めます。水の量は調整してみてください。


 

2ばん
 

水で薄めたせんたくノリを下じきにたらします。


 

3ばん

 

よぶんなせんたくノリを落とします。


 

4ばん
 

せんたくノリを乾かします。ドライヤーの風が直接当たると、膜がよれてしわになることがあるので、近くから風を当てないようにしましょう。


5ばん

 

カッターを使って下じきから膜をはがします。


 

6ばん

 

はがした膜に油性ペンで文字を書きます。


 

7ばん

 

文字を書いた膜を水にうかべます。膜が水に溶けていきます。
膜が厚いときは溶けるのに時間がかかります。
水面は表面張力で盛り上がっているので、文字は洗面器のふちに流れていきます。このとき、文字がバラバラになってしまうのです。


 

  

   ■■□ 一口メモ □■■

 せんたくノリに入っているPVAというのは「ポリビニルアルコール」のことで、水に溶けるプラスチックです。そのため、水には溶けない油性インクだけが水面に残るのです。
《でんじろう裏話》
 この実験は、米村でんじろう先生がある民放のテレビ番組で行ったものです。実験自体はよく知られているそうですが、従来のものは「PVA入りせんたくノリ」ではなく「オブラート」が使われていたそうです。  だからでんじろう先生も最初は「オブラート」でやってみたのです。
 でも、「オブラート」はなかなか水に溶けず、番組には不向きでした。そこで思いついたのが、よくシャボン玉の液にも使っていた「PVA入りせんたくノリ」でした。これは水によく溶けます。案の定、膜を作って文字を書いて水にうかべてみたら、うまくいきました。
 その後は、膜が薄くなるように水で薄めてみたり、厚い膜でも早く溶けるようにお湯を使ってみたり、また、文字がバラバラになって消えてしまわないように、水に洗剤を入れて表面張力を弱めてみたり、といろいろ苦労したそうです。

 今回の実験では、逆にわざと文字がバラバラになるようにしていますね。

      

制作・著作:株式会社ア・メイズ
       http://www.a-maze.co.jp
実験指導 :サイエンスプロデューサー 杉木 優子
イラスト :ハンコ工房M-Do  スズキ マドカ
       http://m_do.tripod.co.jp/ (M-Doのお仕事ノート)
 監 修 :米村でんじろうサイエンスプロダクション 米村 傳治郎




ホームへ戻る

 

| おもしろ実験 | | 理科クイズ | | 博物館リンク | | フリー素材 |