木炭電池のしくみ

 

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さわやかな季節にはバーベキューがぴったりね。炭火で焼いたお肉っておいしいのよねえ。使いおわった炭は、そのあとさらに高い温度で焼くと、電池にもなるのよ。作ってみてね。ゴホッ、ゴホッ。あらら、けむりをすいこんじゃったわ。

 ■■□ 用意するもの □■■

   ・ 備長炭(白炭といわれているものであれば使えます)

   ・ アルミホイル

   ・ キッチンペーパーまたはティッシュペーパー

   ・ 塩(食塩でもあら塩でもOK)

   ・ 水

   ・ 塩水を作るためのコップ

   ・ かきまぜ棒

   ・ ミノ虫クリップ付リード線

   ・ モーター

   ・ モーター用プロペラ

 

 ■■□ 実験のやり方 □■■

1ばん
 

水に塩を入れかきまぜ、こい塩水を作ります。底のほうに塩がとけずにのこるくらい塩を入れます。


2ばん
 

木炭にキッチンペーパー、またはティッシュペーパーをまきつけます。


3ばん
 

塩水をキッチンペーパーまたはティッシュペーパーににかけ、よくしみこませます。


4ばん

 

アルミホイルをまきつけて完成です。木炭とアルミホイルが直接ふれていると、電池として使えないので、さわらないように注意してください。


 
 

5ばん

 

電池になったかどうか確かめてみましょう。ミノ虫クリップつきリード線で、モーターと木炭電池をつなぎます。木炭がプラス極、アルミホイルがマイナス極になります。


6ばん

 

木炭電池を2個直列につなぐと時計を動かすこともできます。木炭電池はだいたい1Vくらいの電圧なので、単3乾電池1個で動くようなものならば、2個つなげれば十分動くのです。ラジオは何個くらいつなげればいいかな?いろいろためしてみてね。


解説(かいせつ)

 

 木炭電池のしくみ
木炭電池にモーターをつないでおいておくと、時間がたてばたつほどアルミホイルに穴があきます。アルミホイルを広げて明るいところにかざしてみるとよくわかります。これはアルミホイルがとけたしょうこです。アルミホイルはアルミニウムという金属(きんぞく)をうすくたいらにのばしたものですが、塩水の中にとけるときにマイナスの電気を残していきます。その電気はリード線、モーターを通って、木炭の中の空気にふくまれている酸素が受け取ります。木炭はスポンジみたいに穴だらけで空気がたくさんあるので、酸素もたっぷりとあります。
このように電気を出すものと受け取るものを、リード線でつなげると電気が流れるのです。


 

  

 

 ■■□ 一口メモ □■■

 マイナスの電気を受け取る木炭は、電気を通すものでないといけません。木炭電池を作るときは、木炭が電気を通すかどうか、テスターでチェックしましょう。乾電池(プラス)→木炭→モーター→乾電池(マイナス)とリード線でつないで、モーターが回るかどうか確かめてもOKです。
炭は木を焼いて作られますが、低い温度で焼かれたものは黒炭、黒炭をさらに高い温度で焼いたものを白炭といいます。どちらも炭素でできていますが、高温で焼くと炭の中の炭素の並び方が変わるために電気を通すようになるのです。

 

    

制作・著作:株式会社ア・メイズ
       http://www.a-maze.co.jp
 実験指導:サイエンスプロデューサー 杉木 優子
イラスト :ハンコ工房M-Do  スズキ マドカ
       http://m_do.tripod.co.jp/ (M-Doのお仕事ノート)
 監 修 :米村でんじろうサイエンスプロダクション 米村 傳治郎




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