ブーメランを作ろう

 

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小さなころ、まこペンはブーメランにとってもあこがれていました。だって投げたものが自分の手元にもどってくるなんて、とてもすてきでふしぎだったから。でもブーメランは、まほうではなくってちゃんとしくみがあるのです。だから、そのしくみを知れば、自分でも作って飛ばすことができるのよ。ブーメランはいろいろな形があるけど、今回は「米村式ブーメラン」を作るわね!

 ■■□ 用意するもの □■■

  ・ 板目紙(13cm×2.5cm) 3枚

  ・ はさみ

  ・ ホッチキス

  ・ 練習

 

 ■■□ 実験のやり方 □■■

ブーメランの作り方 1ばん
 

板目紙の先端に1.5cmの切り込みを入れます

ブーメランの作り方 2ばん
 

3枚の板目紙の切り込みにお互いが食い込むように差し込みます。

ブーメランの作り方 3ばん
 

3枚の羽を120°づつ角度を保つようにします。

ブーメランの作り方 4ばん
 

羽にひねりとそりを与える。

ブーメランの作り方 5ばん
 

練習をする。

ブーメランの原理

 

ブーメランがもどってくるしくみは、走っている一輪車と同じです。一輪車に乗って走っているときに、車輪を左にたおそうとすると左に曲がり、逆に右にたおそうとすると右に曲がります(自転車も同じですね)。この秘密は「回転」にあるのです。回転しているものに力がはたらくと、はたらいた力の向きではなく、ちょっとちがう向きに動こうとします。このことをジャイロ効果とよんでいます。


ブーメランは回転しながら、前に飛んでいますから、前方から風の力を受けます。板目紙はひねってあるので、その力のおかげでブーメランは左(左ききの人の場合は右)にたおれそうになります。でもブーメランは回転しているので、ジャイロ効果でたおれないで左に曲がるのです。いつも左に左にと曲がっていくので、最後は自分のところにもどってきます。

  

 

 ■■□ 一口メモ □■■

ブーメランの羽をそらせたのは、ブーメランが落下しないようにするためです。ためしに羽を思いっきりそらせてみましょう。高く上に舞い上がるはずです。
さて、ブーメランのしくみがわかって、うまくもどってくるようになったらいろいろと工夫してみましょう。
たとえば、ブーメランの羽をもっとねじるとどうなるでしょうか?風の力をたくさん受けるようになるので、たおされる力が強くなり、曲がり方が大きくなります。つまり、ブーメランは近いところを回ってもどってきます。でも、あまりねじりすぎると、風の力を受けすぎて失速するので注意しましょう。
遠くを回ってもどってくるようにするには、羽の先のほうにおもりをつけます。重くなると曲がりにくくなるからです。ビニルテープなどを巻いてみましょう。
これでブーメランの動きを調節することができます。最後は両手で「パシッ」とはさんでキャッチすれば、拍手かっさい間違いなし。かも・・・

    

制作・著作:株式会社ア・メイズ
     http://www.a-maze.co.jp
 実験指導:サイエンスプロデューサー 杉木 優子
イラスト:ハンコ工房M-Do  スズキ マドカ
     http://m_do.tripod.co.jp/ (M-Doのお仕事ノート)
監 修:米村でんじろうサイエンスプロダクション 米村 傳治郎




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